キングスミル選手権最終日の畑岡奈紗選手は、この日-4のトータル-14で周りますが、
チョン・インジ選手と最終日に-5で追い上げて来たA・ジュタヌガーンの3名がプレー
オフに突入という激戦になりました。
結果は1ホール目でチョン・インジ選手が敗退し、2ホール目では畑岡選手が負けては
しまい残念ながら2位タイでこの大会は終わりましたが、前半アウトでバーディ狙いの
惜しいパットが決らず、絶好調であるにもかかわらずスコアを伸ばしきれなかったのが、
返す返す残念でした。
個人的にはもちろん畑岡選手には優勝をして貰いたかったのですが、もしも負けるなら
A・ジュタヌガーン選手ではなく、昨年新人としてLPGAに参加をした畑岡選手に何かと
親身となって教えてくれた、チョン・インジ選手に勝って欲しかったのですが、その思い
もかなわず優勝はジュタヌガーン選手に優勝をさらわれたのは残念でした。
一方、初優勝こそ逃がしましたが、明日につながる好プレーを展開しましたね。
3日間の試合に短縮された大会でしたが、畑岡選手はこの日もノーボギーの67で周り、
第一日目から66-66-67のノーボギープレーは、ご立派といえる充実した3日間で
はなかったでしょうか。
ただ、畑岡選手の惜しい敗戦は、彼女にとって長い選手生活を続けるうえで良い経験に
なったことは確かでしょう。
年齢もまだ19歳の「黄金世代」ですから、まだまだチャンスは訪れて、かっての大先輩
岡本綾子さんや宮里藍ちゃんの記録を塗り替える可能性はとても高いでしょうね。
今回の優勝争いを生かして次戦の「LPGAボルヴィック選手権」次いで今月末には海外
メジャー第2戦「全米女子オープン」があるので、メジャーに照準を合わせて好調を維持
し進んで欲しいですね。
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全米女子〈キングスミル選手権 最終日〉畑岡奈紗選手はプレーオフで負けるも...
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